毎日チヌ釣ってる。良く飽きないものだわ。
近いからね。ふと「一匹釣ってこよかな」と思たら10分後に釣りあげてるような近さ。
少し前までマジでヘチ釣りヘタクソだったんです。
アタリを感知できず、感知してもどうしても合わせが遅れて、無限に餌を取られてた。
ほんと下手すぎて笑えて来るレベル。
合わせが遅いって分かってるんだわ。どうしても「いま当たったか?」って考えてしまう一瞬のラグが掛けれない原因。見えチヌの捕食を見ててもチヌはカニを1秒と咥えてない。たぶん当たって0.5秒以内にアワセ決めないと掛からない。
一方、蟲ちゃんは上手いのよ。自分が1匹釣る間に50匹釣るような感じ。
横で蟲ちゃんがバシバシ掛けてる横で、延々に餌取られてるのがもちお。
が、転機が訪れた。
蟲ちゃんが使ってる道糸を導入した。それだけ。
ずっと横で見てて「その糸なんかずるくね?」って思ってた。
サンラインの 【黒鯛イズム 落とし込み マークウィン】
使った瞬間に分かった、完全にこれ世界が違うって。
非常にシビアなアタリが分かる分かる。もはや浮き釣り。
こうなると色々と解ってくる。着底した瞬間って糸が微妙に震えるのね。知らなかった。
完全に開眼してしまったので、今はほとんどのアタリが感知できてる。
この糸で色々と経験積んだおかげで迷うことなく、一呼吸考えることなく合わせを叩き込むのも体が覚えたよ。ただやっぱりフォールが一瞬止まるだけのアタリは今でも難しい。
「カニが壁に引っ付いたんではないか?」とか、ボトム付近だと「着底か」と思ってしまうの。
できれば空合わせはあまりしたくないんだな、周りのチヌが驚いて散りそうで怖い。しかし思い切って空振りでもいいから合わせて行った方がいい事は間違いない。
この釣り、運じゃ釣れない。
ほぼ運だよりだった過去と、今は全く見える世界が違うからわかる。
これ運じゃ釣れないから、面白くこんなに飽きるほど釣れるのに飽きないんだと思う。
シビアなアタリを掛けた時の面白さは相当熱い。当たり方が毎回違うのもいい。
道具
竿 BJ スナイパー ヘチX 270
ヘチ竿の例にもれず、トップガイドから2つくらいのところで折れてる状態。適当に扱うからすぐ折れちゃう。
もうすこし胴が曲がってくれてもいいと思う。竿があまり曲がってくれないので無理をしたら初心者はブレイクするかもしれん。俺はしないけど。
肘当てが金属でカッコよいのでお勧め。
穂先の白い部分は交換できるので穂先が折れた場合は部品だけ買えば大丈夫。俺は直さないけど。
感度はかなり良いと思う。糸に出るアタリがピシピシと手元に伝わってくる
リール 【SZM / スズミ 】タイコリール エキスーパートクロダイ
ゴミ&ゴミ
20年以上前に買った、25年選手かもしれん。上州屋のブランドSZMのタイコリールという名のゴミ。
20年以上たった今、内部の部品とかも無くなって完全にただの糸巻き以上の機能はない。
最悪な事に、すぐに道糸が内部に入り込んで絡みつく。そんなところも愛おしいゴミリール。
正直トラブルない良いやつに換えたいけど、なんとなく使えてるのでまぁ良いかと変えてない。
内部に絡みつくたびに糸が痛んでるのは知ってるけどな。
針 オーナー OHカン付落し込み 4号
環付きで錘付いてても結びやすい。なんか錘付ける場所が平べったくなってて使いやすい。
ただ適当にガン玉を付けるとチヌが釣れると高確率でガン玉取れる。ビシッと完全にガン玉を潰さないとどっか行く。謎。
針先は鈍ったり曲がったら交換していくので意外と針は消耗する。
ガン玉 B~3Bを使用
基本はチャチャっと攻めれる3B
高所から攻める事多いから軽いと風に煽られてやりづらいのもあって重め。
チヌが釣れると何故か針からなくなってることが多いので、とにかく取れないよういい感じに潰しまくるしかない。
ハリス
オーソドックスにシーガーの1.5号 3号でも食ってくるけどね。
エサはその辺にいる蟹