釣り関係の記事を書かねばなるまいと思いつつも、えーーーーだる~となっている年末。釣りは同じような事しかしてないからマンネリ夫婦のような感じで特別書く気にならんのね。申し訳ない。
でもさっきインスタで良いバラフエダイの釣果を見たのでバラフエダイについて書こう!ってなぜか思い立った。何年ぶりの魚コラム更新っていう。
バラフエダイ
割と好きな、好きっていうか思い出深い魚、それがバラフエダイ。
アカマスって呼ぶことも割と多い。バラのように真っ赤な魚体が特徴的な大型のフエダイ。
初めてオカッパリから10kgオーバーの魚がバラフエダイだった。
雨が降ってたような気もする夜。堤防でブッコミしてたんだけど、身エサに嫌になるくらいネブリブカが掛かってくる。鮫の猛攻に耐え兼ねて小さく親指大のサイコロ状に切った切り身を、ほぼ同じ大きさのヒラマサ針に付けて投げ込んだ。エサを小さくしたら目立たないからサメ除けになるという作戦。
50cmくらいの良い感じのなにかが釣れたらいいなーと思ってたら海面に突き刺さる俺の石鯛竿。とにかく経験したことないような凄まじいパワーだったことは覚えてる。なんとか釣り上げたのがバラフエダイの10kgオーバー。高校の時だったかな?デカい魚、嬉しかったね。
カッコいいしさ。確かその時の仕掛けは保管してあるし魚拓も採った。そんな思い出がある魚、バラフエダイ。
まずこの魚について言えることは凄まじいパワーって事。尋常じゃないトルクの塊でいきなり突っ込んでいく。スタミナがないからか距離はそうでもないので難しい場所で掛けなければ大丈夫な事が多い。
凄まじいパワーにビビらないで落ち着いて対処できるかどうかってところかなーと。
貪欲なのでたいてい最初に釣れるし、餌・ルアーどちらにも反応が良い。
体高・肉厚が凄いので長さの割に重さが乗ってくる。このマッスルボディと大きな尾ひれから繰り出されるトルクフルな引き味はほんとうに強い。
顔もカッコいい。眼球の前から伸びる溝。これが厳つくてカッコいい。
魚の中でもかなり凶悪な見た目よね。ギャング的な見た目ある。
真っ赤なボディは強靭なウロコに包まれてギャフ刺し非常に困難で弾かれまくるから要注意ね。
そして、意外と浮袋が弱いのかリリースしようとすると反転して浮いちゃう。
マッスルボディすぎて見た目があまり変わらないからそのままリリースすると、すぐ浮いてきてお腹をだして流されていく。ごめんって思う。
水深が深い場所から上げるとちょっとね。
でも、あのボディとパワー相手にエア抜き針処置は危ないからやめたほうが良いと思う。
まぁそんなバラフエダイも最近じゃ「バラフエか」 程度の扱いになってきている。
デカいと圧巻だけど、最近は5kgくらいのばっか釣れる気がする。そんなことないかな?
扱いが雑でわざわざ重さを測ることがほぼない感じかな。
そういえばバラフエダイといえば有名なシガテラ毒もち。
昔どっかでみたんだけど米軍の指南書で「南洋で作戦をする場合には3kg以上の魚は食べてはいけない。」みたいなのを見た。まぁ3kg未満でも食べないほうが無難だけど、最初に釣った10kgのバラフエは蟲君が持ち帰って食べたらめっちゃ美味しかったと。
真似しちゃだめよ。
そんな思い出深い魚「バラフエダイ」のお話でした。
なんだ、なんだかんだ書けるじゃん。マンネリ夫婦おさかな記事。