このタイミングは間違いなくGT出るだろうと確信をもってたので、ここであえてFishus社のポッパーをチョイス。
「今度BOSSがJAPANに行くからLure持たせてプレゼントするよ、何か興味ある物ある？」って言われて気になってたルアーを答えたら、リクエストしてないものまで勝手に送りつけられて「Goodなルアーだからちょっと使ってみてちょ（釣ってくれちょ）」みたいな雰囲気だされたルアー。
『Ubuntu Big Cup』 読み方分からないけどたぶん”アバンチュ”ってルアー。
まぁリクエストしたものが絶対あっちの想定外のルアー（メバル用とイカ用）ばかりだったから、「いやいや、ちがうだろ。お前はこれ（青物用）使えよ！」っていうあれだろう。
でも、まぁ色々と
リクエストしたルアーは癖が強いのばかり選んでるからなかなか使いこなせてないけど。
このポッパー、使っていたところ飛行姿勢も良く、ポッピングしやすくてとても使いやすい。
ただチャグノリと違うか？これじゃなくてはダメか？って言われたら…。
使いやすくウォブリングが強い良いポッパー、まぁ、そんな感じのポッパー、アバンチュ。
デザインの凝り方はチャグノリよりあるね。チャグのほうがシンプルで好きだけど。
カップ形状が結構独特で逆三角形に近い面白い形ではある。
テンポよくジャークしてアクションさせていると２０～３０ｍ沖くらいでバコン！と一発でる、そしてそれがいい感じに乗った。
魚体は見えなかったが、ファーストランの仕方でGTだと確信。
瞬時にいつものイソンボ用ゆるゆるファイトスタイルを捨てパワーファイト気味に切り替える。
といってもドラグ値は後で測ったら６ｋｇくらいだったけど。
追い合わせを叩き込みファーストランからしっかり竿を立て、曲げてプレッシャーを相当に掛けた。
ドラグ値変わらなくても竿の捌き方がイソンボファイトとだいぶ違うところね。
ゴリ巻きできるほどのパワーは無いので竿を曲げてその都度ポンピングするが、寄ってくる魚は右へ右へと、右の手前ハエ根の方に泳ぐ。この場所は右に行かれると非常に難しい展開になる。
案の定寄せてきた糸は右手前のハエ根の下に入っている。
擦ってる感触が凄いので丁寧に丁寧にプレッシャー掛けてつつ根から離す。
なんとかハエ根を切り、左に転換できた。
そして最終リフトを掛ける。左の角に回られるとちょっと処理が厄介になる。
できれば廻られずに浮かしたい。
が、この浮かなさ、まちがいなくGT。カッポレほどは引きがきつくないのもGTぽい。
竿のパワー生かして足元に浮いてきた魚体はやっぱりGT。20ｋｇくらいかな？GTはよう釣らんから見た感じで重さ良く分からない。
ギャフ掛けてもらって無事キャッチ。
運悪くギャフが心臓にヒットしてしまったので血の海になってすぐに死んでしまい写真写りが良くないのがチョイ残念。19ｋｇオーバー、大台に乗せたかったがまぁ上出来でしょう。
ファイトも満足だし、意外と根擦れが結構キテたからキャッチできてよかった。
FISHUS社に写真送ったら「カタログに使いたいからデカいサイズで送ってちょっ！」だとさ。
だいぶ満足してくれたろ。二度とリクエストしてないルアー送ってくるなよ。 素敵なルアーありがとうございました！！
ルアー貰っといてなかなか結果だせなかったからほんと辛かったけど、あちらさんの望んだ最高の一尾を送れたと思う。状況は厳しいものだったけどようやく憑き物がとれてすっきりした。
やっぱりルアーなんて貰うもんじゃないわ。
疲れたわ。
