磯で竿よりカメラ持ってる時間のほうが長いのでは?疑惑も出ているカメラ小僧もちおです。
春に爆誕したカメラ小僧は立派に育っております。
カメラ小僧なのでカメラを常に持ち歩いてるし、ふと思い立ったら色々撮ってみている。
最近の流行りは「はごろもフーズ」
これ一人だと難しいけど、カメラの機能を使いこなすのにいろいろ勉強になるわけよ。
今のデジカメ、多機能すぎて進んで機能を使っていかないと全く覚えられないの。いまだ使ったことないボタンとかあるし。
で、話は変わるけど今度、推しの虹のコンキスタドールのライブで、カメラ席という座席が販売されているのを発見!
虹コンライブのカメラ席は年に1回くらいぽいので、カメラ小僧としてこのチャンスは逃す訳にはいかないと思う、まぁタイトルの通りなんだけど。
推しの蛭田愛梨ちゃんの美しいところをバシバシ撮っていく所存なのだが、アイドルカメコはやったことないので良く分からないのね。
もっぱら街撮りカメコだし、そもそも 撮らせてくれる友達とかいないし 人間を撮る趣味がない訳。
釣り行ったときは仲間の雄姿を撮るけどそれだけ、そこは思い出に残したいって感じで。
何時も撮ってる風景は撮影料タダだし綺麗だし最高なんだな😾
まぁでも美人を撮ってるのは絶対楽しいだろなって思うよ?
でも、たまに東京駅とかで綺麗なモデルさん雇って撮ってるカメコいるけど、あれはちょっと趣味じゃないな、金ないし。人間撮るの趣味じゃないし。魂抜けるから。
レンズを決める
アイドルのカメコは未知ゾーンすぎて色々調べてる。けっこう解説してる人多くて助かる。
でも、ちょっとこれ要求スペック高くない?とか思ってる。これはかなりのかなりよ。
暗い&遠い&動きが速いという強い要素詰まってる。せめて遠いが無ければ・・・。
結局カメラ趣味って金の問題に到達する要素多すぎるのでは??
ライブカメコは野鳥・野生生物撮影と違って必ず被写体がそこに居る分かなり楽だけど、理想スペック的にはさほど変わらない感あるね。
そんな中、偶然にもアイドルを撮影するチャンスがあった。撮影OKなんて知らなかったけど街撮りしてたカメラを持っていたので知らないアイドル達を撮ってみた。
で、撮った写真がこれ。
まず、人物単体を撮るには望遠が足りないよね、これフルサイズ機に240mmのレンズ。
ステージまで20m~25mくらいかな?もっとバシッと推し単体を拡大で撮りたいなと。
そこはもっと望遠が効くレンズじゃないとダメだってわかった。
シャッタースピードとか設定を色々変えてとりあえずの予行練習ができてよかった。
で、本番の予定されている虹コンのライブに戻るけど、会場は日比谷公園大音楽堂(通称:野音)
図面を入手して想定のカメラ席からのステージまでの距離を22-25mと想定。前述の240mmレンズではだいぶ遠い距離なことはたしかだね。
そして過去に行われた野音での虹コンのライブ、当時用意されたカメラ席からフルサイズ400mm相当の画がこれ↓ たぶん想定のカメラ席と同じ場所からと思う。
400mmでも妥協はできるラインではあるけどやっぱりまだ遠いわな。
結局、手持ちの240mmでは足りないことは明らかでレンズをレンタルしようと思っている。
400より少し望遠できるRF100-500mmを借りようと思う。400と500ではさほど変わらない感じだけどちょっとは近くなるはずだし。
レンタル値段も手ごろだし、評判のよい定番レンズみたいだし。
ちなみに買ったら40万円ちかくするから買えない。
なんでカメラのレンズがこんな高いの?どういうこと?
欲を言えば600mmか800mmくらいでF値が低いレンズがベストだけど、レンタル料が高すぎるのでそこは妥協。
カメラ趣味は”妥協だよ。これ早くも真理に到達したとおもう。欲しがりません勝つまではの精神。
そして勝てないから欲しがらない。
カメラの設定 基本項目
シャッタースピード:1/500
ISO感度:上限6400
F値 :開放
このあたりがライブ撮影の一般的な設定みたい。ISOを3200と推奨解説してるところが多かったけどR8はノイズ耐性が良いらしいのでワンランク上げることにする。
ISOを自動補正に設定して、なおかつ上限6400にする機能とかも覚えられた。
ホワイトバランスは自動か青みほしかったら4000くらいが良いとか。
借りるレンズはF値が若干高いのでISOを上げて補うことに。
このあたりも現場での実際が分からないから露出の補正とかは最終的には現場で合わせるしかない。
連写速度の設定 SDカードとか
動き続けるアイドルの一瞬の最高の表情を切る撮るにはやはり連写に頼る他ない事は明らか。
きっと有名な橋本環奈の奇跡の一枚も連写のなかでの一枚なのだろうし。
調べたところによるとガチ勢は1曲200枚以上は撮るらしい。これがどれくらいなのよ?って話。
とりあえず設定は 高速連写 1秒間に約12枚 (電子先幕シャッター使用)
電子シャッターにすると1秒間に40枚の超速連写が可能になるけど、フリッカーが出たり等の弊害がでる場合があるので電子先幕シャッターでやったほうが良さそう。初めてなので想定外の事が起こると間違いなく対処できないからリスクは避けたほうが良い。
そして連写とか普段やらないから勉強してなかったんだけどSDカードの性能がここで出てくるわけね。
書き込み速度が速くないと連写したデータが書き込み詰まりを起こしてしばらく撮影できなくなる「バッファ詰まり」が出てくる。
今メインで使ってるSDがこれ。2枚ある。書き込み速度は90MB/Sだそうな。
画質とかは一番良い設定にして「JPEG+RAW」で保存という一番データ容量がが大きくて負荷が高い設定。これでシャッター押しっぱなし1回に連続で38枚ほど連写できる。連続3秒ほどか。
10枚くらいで一旦シャッターボタン離して、ひと呼吸おいて再度切ればひと呼吸の間でそこそこ回復するので、実際はかなり長い時間連写撮影できる感じ。
画質設定を軽くしたらもっともっと伸びる。JPEG外せば1ボタン押しっぱなしで70枚超えた撮影ができるみたい。ただMAXまで撮影するとその後にバッファ詰まりが起きてクールタイムが必要になるから危険。
そして画面の見方もやっとちゃんと覚えた。情報量多すぎてぶっちゃけ良く分かってなかったからほんと勉強になる。
残り撮影可能枚数 1シャッターでの連写可能枚数。こういう項目の説明が本体には一切ないから調べる機会がないと一向に覚えないっていう。
バッテリー EOS R8の場合
軽量がコンセプトのR8は通常200~300枚ほど撮影するとバッテリー切れになるので、2時間ほどのライブには予備バッテリーを持参する必要があるのは間違いない。ていうか1曲で切れちゃう?まさか???
手持ちのモバイルバッテリーだと足りないのは明らかだから何かいいバッテリー買わないとだめっぽいな。
オートフォーカス設定
普段人間撮らないからさ、良く分かってなかったの。オートフォーカス(AF)。
訳わからないくらいAF関係の機能があるから、騙し騙し使って「オートフォーカス、便利だな」とか吹いてたわけですがしっかり勉強し直した。
ライブ撮影には
【サーボAF】【検出:人物 瞳】
AFエリアはたぶん領域拡大AFが良さげ。
この辺も意味不明だったけどやっと理解できた。分かると便利だなって。
いままで雰囲気と指タッチとかで合わせてたから今後はより素早く色々出来そう。ってほとんど静物しかとらないから指タッチが一番早いんだけどね。
とにかく今のカメラは機能が多すぎる。だけど普通に撮るだけなら簡単にできちゃうから困る。
キャノンの公式取説 EOS R8 AFエリアについて↓
https://cam.start.canon/ja/C013/manual/html/UG-05_AF-Drive_0060.html
そして画期的な練習方法編み出してしまった
で、ネットの海にごまんとカメコ記事があるからいろいろ以上のように設定は調べて分かった訳ヨ。
カメラも手元にあるから設定値の変更方法とかは覚えた。現場でPDFの取説観てる訳にもいかないからね。
でも、実際のライブでの1曲の撮影枚数は何枚いくのかとか、メモリーカードの性能たりるのか?とかやったことないからわからないじゃん。
覚えたAF設定、ちゃんと顔認識して追尾してくれるのか、ほんとに使いやすい設定なのか?とか分からないじゃん?
このままではマジでぶっつけ本番になってしまう。
ぶっつけ本番で挑んだ春の石垣島の野鳥撮影。カメラ買って2か月、カメラ設定のスキルの無さが露呈して最大のチャンスにゴミ写真を撮った苦い思い出を繰り返すわけにはいかない。
虹コンのカメラ席は年1回くらいしかなさそうだしぶっつけ本番はきついぞ…と思っていたらすごいアイデアが降って来た。
Youtubeの映像で練習したらええんでは!?と
部屋暗くして画面を撮ればいいんでは?と。
ちょうど虹コンの公式動画で出してる正面からのダンス動画が固定カメラで観客目線にちかい。
これをファイダー越しで見ながら推しを撮る練習をしてみた。
オートフォーカスがスゲーわ。たくさんメンバーいる中、わりと最初にピント合わせた1人を追尾してくれる。瞳も検出してピントを合わせてくれる。AFエリアの違いとかも試せる。
ただどうしても”画面という平面”を撮ってる弊害がでる。映像自体のピント以上にはならないので追尾してる推しがすごくボケた画面だとAFが機能しなかったりする感じある。現実のライブだともう少し機能しそうな気はする。でも確認する分には十分すぎる。
そして連写についてはバッファー詰まりを起こさないレベルで調整できた。
これ曲中ずっとシャッター切ってる訳じゃないのね。推しが後ろ向いたときとか、顔が良く映らない角度や死角に入った時とかはシャッター切らないからバッファーが解消されて丁度良くシャッター切りたいときに切れる。いずれにせよバッファーが溜まらないよう連写可能枚数に気を付けるべきだけど。
SDカードは今持ってるのだけで何とかなりそう。
300枚×20曲 計6000枚ほど、多くても1万枚の保存容量あれば余裕ぽい。64GBを3~4枚持っていけば良さそう。
1曲で総計3~400枚程撮ったけどバッテリーは全然持つ。1枚1枚撮るのとはちょっと違うんだな。1バッテリー1つで3~4曲くらいなら持ちそうな気がする。まぁとりあえずモバイルバッテリーは買う。
非常に効率よく、金も掛らず実際のところの感じをつかめた気がする。
歌割りとか振り付けとか覚えたほうがいいやつ
ここまでカメラの設定自体の話で、推しを撮影するなら推しの歌割や振り付けの見せ場など覚えておかないとダメね。
虹コン、人数多いグループで立ち位置が頻繁に変わるダンス多くて、推しが誰かの後ろの死角にはいってしまったりすると頻繁に見失う。衣装が全員似てる色だとなおさら見失う。これ割とマジであるから怖い。
なのである程度パフォーマンスを覚えておかないとシャッターチャンスを逃しかねない。
あとカメコしてたらコールはできないなこれ。そんな余裕はない。
ライブを楽しむというよりはカメコ楽しむって面のほうが強いと思う。カメラ小僧したい訳だからウェルカムだけど、ライブの一体感から離れてるのはちょっともったいない感ありそう。
あとはレンタルレンズのRF100-500mmが1.5kgくらいあるから疲れないかどうかっていう。そこはぶっつけ本番になるのはしかたないね。買ったら30万円以上するから、しかたないね。まぁ1日中くそ重い竿を振ってることもあるから、2時間くらいなら問題ないだろう。
アイドルカメコ定番の構図とかあってそれも勉強してる。これを書き出すとさらに長くなるから書かないけどいい感じに撮る構図とかあるみたい。普段人間を撮らないから勉強しとかないと。
とにかく野外だから雨が降らないことを祈るばかり。雨降っても防水対策してやるけどな。
キャメラって楽しいね!!!
やらない撮影にチャレンジするたびに、カメラに対する造詣が段違いに深まってきている!
この2か月かなり機能を覚えた。
いまなら過去に失敗した野鳥撮影ももう少し上手く行ける気がする。野鳥がばっちり取れると満足感高いからアレ好き。あれは動物採集に近い感覚がある。
ほんとこういった新しい撮影の機会が無いと覚えないから結構楽しい。
動画機能の方はほとんど手を付けてないから良く分かってないのは今後の課題。
行ったことない釣り遠征でアレコレ作戦練って準備してるときが一番気楽で楽しいやつと一緒ね。
で、カメラ趣味は妥協だからな。
金を掛け始めたら終わりだわ、これ。