【魚釣り】本当にあった怖い話 小笠原編【恐怖体験】

釣り関係

本当にあった怖い

ん十年?前の話。
高校生くらいの頃の春休み。
小笠原諸島の父島に行った時の話。
この父島は先の大戦争時に要塞の島となり、戦争にまつわる心霊話が残る。
島の人は「トビウオ桟橋はでるぞ~」なんて語る。
島の随所に戦跡があり、一種の観光ツアーになっている。
トンネルなんかは鬱蒼としていてちょっと不気味だ。

そんな父島で、釣りしか頭にないもちょお青年は島の代表的釣り場【二見港の青灯台】通称:青灯で竿を出していた。
青灯は小笠原村一番の繁華街にある島民憩いの場、観光客がふらっと、夕方には島民がイカ釣りに、夏には島っ子のために海水浴場になる小さな堤防岸壁だ。

この春の時期、そこには大型のシマアジが回遊してくる。
それを狙って地元のおっちゃんが4人ほど毎日竿を出していた。連日大漁に釣るのを横でみていたので仕掛けを教えてもらいさっそくやってみた。

仕掛けはカゴ釣り仕掛けにコマセとしてオキアミを詰める普通のシマアジ仕掛け。
(沖アミコマセは条例で禁止されてるはずだけど普通に釣具屋に売ってる&みんな使ってる笑)
4号の磯竿に渋谷の上州屋で買ったアルファタックルの大型リール。安くて学生に手が出しやすいタックルだ。
それを遠投しアタリを待つ釣り、ハマればポンポン3kgサイズが10枚20枚釣れている天国のような釣り。

回遊している群れの中にひときわ巨大な、所謂”オオカミ”と呼ばれるサイズのシマアジが混じっている。おっちゃんたちの目標はこのオオカミを釣ることだ。
オオカミはゆうに10kgサイズ、3kg主体の群れのなか体長が倍近い。

しかし当時の低いスキルではあと一歩飛距離がたりず、常連おっちゃんたちがポツポツ釣る中、まったくアタリすら出せないでいた。

一人釣れない状況が続き焦っていた私、おもむろに足元にコマセを巻いているとなんとシマアジが足元まで寄ってくるという奇跡。例のオオカミも2匹ほど混じっている。
今しかないと仕掛けをいれると待望のアタリ。ビシッと合わせると激烈な引きが竿を絞る。

「オオカミか!?」横からおっおっちゃんの激が飛ぶ。引きからしてオオカミではないレギュラーサイズ。

「違いますね!普通のサイズぽいです!」
と後ろを振り返るとなんと女子中学生と思われるの女の子の集団が集まっている!
「すごい!魚釣れてるよ!!!」と女の子たち大はしゃぎ!
シマアジの引きは魚の中でもかなり強いクラス。太い4号竿を引き絞ってくる。
豪竿が曲がってる姿もあってか
「かっこいい~!」
なんて声もあった気がする。(たぶんない)
大衆の前で大物を釣り上げる、釣り釣り人が最高に輝く瞬間である。
しかもそこには年頃の女子たち、否が応にも「見よ!この雄姿を!」の気持ちが出る。

青灯は一段高くなっている場所がある。ちょうどそこで釣りをしていたので
まるでお立ち台で女子の注目を一身に浴びるヒーローの姿がそこにはあった。

あったはずだった。

バキッ!
何が起きたか理解できなかった。
突然リールのハンドルがとれた。
このリールはネジ込んでハンドルをつけるタイプだったので、回転でネジが抜けたのかと回して戻そうとしてもなぜか入らない。

「え!? え? え??」

ハンドル無いから巻けないし、引きは強いし もう頭が混乱状態
あれよあれよと右にある浅瀬のほうに突っ込んでいくシマアジ。
リールが機能しないので成すすべもなくあっさり切られた。

そこからの記憶はない。

リール壊れちゃいました(汗)とか言い訳してたような。
女の子達はどうしたんだろう。
輝いていたヒーローは一瞬で哀れなクソガキになった。

ハンドルの軸、ネジが切っているハンドル軸が破断していた。

アルファタックル製品はそれ以来買っていない。

本当にあった怖いバラシ

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