備長炭の止まり木 インコ・オウムの爪

ペットショップに売ってた備長炭の止まり木。2000円もしない。
店主いわく爪が削れて爪切りの必要性が減るというアイテム。
確かにすごくザラザラして、なんか効果ありそう。
今まで爪の伸び防止の為に、止まり木に紙やすり貼り付けたりしたけどすぐ剝がされたりとあまり良くなかった。
これなら剥がされる心配もない。

ってことで今年生まれた雛鳥たちのケージに2つ付けたらなんかすごく、爪がいい感じに丸まってる訳。
雛鳥って巣立つまでほとんど動かないから爪が鋭いんだけど、すごい良い感じに爪先が丸いです。

「これは!」という事で自作することに。
インコが居すぎて、いっぱい必要だから買うと高くつくからね。

主にシロハラインコ用の作り方/材料

備長炭
国産のものが絶対に良い
外国産の安いのは明らかに硬度が柔らかい。硬ければ硬いほうがいいと思われる。

直径は2.5cm~4.0cmのものが太さ的にちょうど良い。
「小丸」ってサイズ

ネジは全ネジのM5 長さは40㎜か50㎜が良い。

シロハラインコより小さいインコなら備長炭とネジはもっと細い径でもよいと思うけど、いろいろ飼ってるならネジの径は共通にしたほうが便利。

蝶ネジとプレート
プレートはなかなか売ってないかもなのでワッシャーでも可。

作り方
・備長炭に穴をあける
・エポキシ接着剤で接着
・完成

簡単に書けばコレだけだけど、これとてもとても大変で、大変。
備長炭の硬度が異常に硬い。鋼鉄なみのビッカース硬度最大20! 
ドリルが進まない。
注意点は面に対してなるべく垂直に穴をあける事。
角度が付くと、ケージに固定したときにネジ締めていくとプレートに備長炭が一点で当たってしまい備長炭が割れる。

修正にハンドグラインダーを使う。
マジで硬くて手やすりとか大変。金ノコで切るのも大変だよ。
ネジと面が垂直に当たるように削る。けどまぁ適当。

穴開けるのは大変なうえに、良く炭が割れる。
元からある割れ目に穴が触れるとそっからビシッと亀裂が全体に広がって割れることが多い。

そしてネジを穴に入れてエポキシ接着剤で接着して完成。

結局、備長炭が500円くらい。全ネジが100円
手間考えたらこれどうなん?っていう。
もう少し効率のいい工具ほしい。

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