関東の磯で「ここ日本か?」みたいな状況が発生中 

釣行記

ちょうど渡船の船室に一人分空いてる寝床があった訳。
よっこいしょと、荷物を置くと話しかけられる「もちさん!」

「え?」

正直、相手がマスクしてるから誰だか分からないけど「○○です!」と言ってくれて分かった。
○○さんじゃん。。。びっくり
こんなところで知り合いに出くわすとは、、、とおもったら「そっちはオーサワさんですよ」と、左側の逆サイドを紹介してもらったら、そこにはお友達のオーサワさんが!
もちろん右隣の○○さんとは別グループで来てた。

いつも思うけど、まじでこの世界、狭すぎだろ。。。

という訳でなんでこんなに知り合いが集中したのかというと、東京から日帰りの某海域でモンスターサイズのキハダが連日釣れているという「ここ日本か?」みたいな状況が発生中。
57kgが上がったとおもったら数日後に62kg? 海がバグってるやん。
そんな話を聞いて早速行ったのが蟲君。
先週だったか、ソロ釣行で40kg級を掛けて寄せ、ギャフ掛けまで成功したのはいいけど重くて持ち上げられなく引き波に持ってかれてサヨナラだったそう。

今回はリベンジに行くというので付いてった先での知り合い達との出会い。こわっ。

コルスナ・エクスチューン98XXH ソルティア6500 

久しぶりの超ヘビータックル。
東京から日帰りできる場所でソルティガ6500を使うのはイカれてるよ。
しかし50kg以上廻ってるのでキハダと言えど油断できないのでガチタックル。

このクラスのタックルを1年ぶりくらいに持ったけど数投で疲れた。
全てがやってられないくらい重い、馬鹿ちゃう?腕もげちゃうよ。

頭悪い釣りは即やめて竿を持ち替える、エギングロッドに。

今年のノマドの新作イカバイブ SquidTrex 95mm(30g)
ぶよぶよの軟質ボディに鉛を入れた世界初のイカ型バイブレーション。
なんとイカの匂いが練り込んでいるらしい”イカ臭いルアー”
ここの水深はおそらく4~50m。
懸念していたフォール速度はストレスなく海底まで落ちるので使いやすい。

使い方は色々あるけど、軽いシャクリでテンションフォールやステイで誘う。
バイブなので巻いてもジャークしてもよい、ノマドの宣伝曰くボトム放置でも食うらしい。
海底近くで誘っていると直ぐに何か掛かる。

アカハタ!

直ぐ釣れたので次の一投も期待が高まっていたが根掛りで即ロスト。
2個しか持ってきてないので最後の1個を投入、これも即ヒット。
さっきのよりデカいのは明らかだけど根に入られた。
しかしどうこうしても出てこない。根気が切れて力任せで引っ張たらブレイク。
イカ全滅で無念。すごく当たるから楽しかった。

クソ重タックルを触るのが嫌なのでショアジギロッドで遊んだりするけどなんも掛からない。
噂に聞く景色は雄大だけど、何も釣れないと有名な磯だ。

全く雰囲気がない中、突然隣の磯でキハダが掛かったのが見える。
足元まで寄せたところで針が外れてバレてしまったようだ。
時合か?とクソ重タックルで投げるが無。ルアーの写真撮ったりして遊ぶ。

回収30分前、エギングロッドで遊んでると、裏側で投げていた蟲君が叫ぶ

「きたよ!!!」

見飽きた蟲君のファイトスタイル

超速でエギングロッドを回収し、ギャフに持ち替え駆けつける。
寄せるのが早く、写真を撮る暇もなく足元のサラシにキハダの姿。
サラシに揉まれよく見えない中、斜めの足場から「ずざーーーーっ」と磯を滑りこけてしまうが、気力でギャフを掛ける。
とりあえずギャフを渡して、ロープなどを持ってくる。ぱっとみ30kgはないけど25kgは超えてそう。
マグロは見た目よりだいぶ重いからね。

ここ(荷物置き場)まで運んでくるの大変だった。


ルアーはチャグノリ180ミリ/120g
割とマジ使いやすいからおすすめ。針は5/0のトレブル、浮力あるから7/0くらいまで全然いける。
チャグノリはもっと流行っていい。

チャグノリ💪 180㎜は品切れ中なので150㎜もおすすめ

チギロープの必要性

そう、20kg以上狙う場合は絶対に魚縛り用のロープを準備したほうがいいよ。
高低差がある磯の上で20kg以上の魚を持ち運ぶのマジで大変だから。ロープを顎や尾に結んで運びやすくするの大事。3mもあれば十分。
我々はこの魚縛り用のロープを”チギロープ”と呼んでる。先端にはピトン・ハーケンをくっ付けておけば魚の鰓から口に抜きやすいし、荷物を磯に固定したりして使えるので便利。

モンスターキハダが上がる

回収間際に向かいの磯でも竿を曲げている。時合のようだがもう回収のお時間。

渡船に回収されて、今さっき釣れてた向かいの磯の回収の番。
デカい。軽く見て50kgはあるぞ。
何と、釣ったのは渡船で左で寝てたお友達のオーサワさん。
ヒレピンで顔も厳つくなって、誰かが言ってたけど外国にいるようなキハダ。
港で計測したら57kgだったそうだ。

この日上がったのは蟲君とオーサワさんの2尾のみ。
両人とも、もちょおの知り合い、これは実質もちょおが釣ったようなもんでは?
【実質、もちょおは57kgのキハダを釣りました!】

ここの磯は低い場所があまりないからフライングギャフが多くの場所で必須。

最後の決め手 ギャフは大事。 蟲君は初回にこれで失敗した。

二日目

2日連続の泊りを入れた釣りだったので2日目に突入。
しかしながら我々の磯は完全ノーバイトだった。

昨日釣った蟲君は一人で島の山に入って巨大蛇探しをしている。
この日は蟲君が呼んだbigfishgoの広瀬さんが一緒。お久しゅうございます。
呼んだ本人の蟲は山に行ってるけど。
広瀬さんも一生懸命投げていたけどノーバイト。

この日はやっとタックルと身体のリズムが取れてきて、120gのポッパーをクソ重タックルで投げ続けられた。
でも、まぁ、ほんと久々すぎて身体が持たない。最後のほうはキハダ掛かったらファイト中疲労で死ぬんちゃう?ってくらいへばってた。ワシももう歳じゃよ。もちょ爺じゃよ。もうメバルで遊びたいんじゃよ。

別行動の蟲君の2日目

ムシーリーを探せ

蟲君は山に登れる磯に降ろしてもらうため別行動。一応釣りタックルも磯に降ろしたようだ。
山の上からは各磯が良く見えるらしく、どこそこで今釣れてると逐一報告をもらう。
蟲君は一通り蛇探しが終わったところで磯に釣りに戻ると、同礁者がマグロを掛ける場に出くわしたとの事。
磯4回目とかの釣り初心者だったようで、蟲君の的確なアドバイスと得意のギャフ掛けを一発で決めて25kg?のキハダをランディング。これは快挙よw
ポンピングでドラグ滑ってるからドラグ締めさせたとか、引きにビビッて動けなくなってるからブレイクする前に立ち位置を変えさせたとか。いや大変やったね。
素直に指示を聞いてくれる人でよかった、お互いに。

他にも磯初めての人が200メーター、糸全部出されて敗北とかいう話も。
ネットに転がってるタックルスペック通り買ってきて、ポッパー投げてればまぁ掛かるからね。
サイズ選べないけど。
ブチブチ切られてるとかいう話は、こういうスキルが圧倒的に足りない人が切られてるんだろう。
いうてキハダだから、分かってる人なら獲れない魚じゃない。

首都圏の磯からキハダ50kgが日帰りで狙える時代
モンスター級の魚が廻る磯にショゴしか釣ったことがない初心者が来る時代。
恐ろしい時代になったもんだ。いろいろと。

この祭りがいつまで続くかしらんけど、一回行けばいいかな。
あの時一応挑戦したよって後悔しないしね。
50kgのキハダより40cmのメバルのほうが釣りたいんだ😾

タイトルとURLをコピーしました