推しぬいのロリィタ服を作る!!!【ぬい服】

推し活(蛭田愛梨さん)

世は”ぬい活”なるものが流行っとるらしい。
かくいう私は実はぬいぐるみ大好き人間。知ってる人は知ってるだろうけど車にぬいぐるみが結構ある。なんなら「ぬいぐるみの病院」のTwitterアカウントも数年前からフォローしてる。

で、去年、推しアイドルの蛭田愛梨さんのぬいぐるみを手に入れたので景色の良いところで写真などを撮って世に言う”ぬい撮り”なるものを楽しんでいるんですよ。ただの風景撮影でも物語性というかワンポイントがでてちょっと面白い。景色だけ撮るのに幾分か飽きてるからね。
そんな中で、推しぬいに服を作ってカスタムしてる人がSNSにちらほらいるんですわ。
どうやらそういう文化もあるらしい。ええね。

いい写真が撮れそうな時はぬい撮りも実施する。景色単体ももちろん撮る。

蛭田愛梨さんと言えばご存じ

ところで、ご存じ虹コンの蛭田愛梨ちゃんといえばロリィタ服の有名ブランド”ベイビー・ザ・スターズ・シャインブライト”のモデルさんをやってる。※深キョンの映画・下妻物語にでてくる実在ブランドロリィタ文化をけん引してきたトップメゾンの老舗らしいすごい
それが、めためたに似合う。ビビるくらいに似合う。バチクソに似合う。採用担当者、天才か?と。
顔立ちに子供らしさを残しつつ美しさを持ってるので抜群に似合う。彼女の二つ名のエターナルベイビーが見事にマッチしていて、ブランドの世界観を表現しているパーフェクトなモデル人選だと思う。身長や体形も日本市場を考えるとベストだろうし、まじで採用担当者、天才か?と。

一番最初ライブに連れて行かれた時、とりあえずアイドルライブ用に推しなるものを決めようと蛭田愛梨さんのインスタ覗いて「この子、ロリィタ服が綺麗な顔立ちも合ってて似合いすぎるだろ。趣味なのか?かわいい子が可愛い服きたらそら強えーわ めっちゃいいじゃん」と思ったくらいに、推す前の一般人目線、贔屓目無しでも明らかに良い。趣味ではなくモデルの仕事だったわけだけど。

ので、昨今のぬい活ブームに乗って「これはうちの蛭田愛梨ちゃん(ぬい)にロリィタ(ぬい服)を作るしかないだろ」となるのは自然の成り行き。
ただフリルやレースで盛り盛りな服はスキル的に作れる気がしないから構想どまりだった。
そもそも服なんて作ったことないし。
そんな事をずっと考えていた矢先、蛭田愛梨さんがモデルの今秋の新作が発表されてた。
フリルとか少なくてシンプルな可愛いカジュアルなロリィタ服。
色数も少なくほぼ黒と白だけ。

ウエンズデー感あってかわええ 0:03の一瞬微笑む表情がプロい すごい

これならおそらく作れるのではと、脳内で設計と製造を考える。
裁縫は年1程度で釣り用品の補修程度にしかしないけど、服の構造と作り方はおおよそ分かるのでシミュレーションは出来た。
シミュレーションの結果、材料次第で作れそうと思われるので近所にあるユザワヤにGO。
店舗で材料を見ながら設計とデザインを煮詰める。
この布をこうして、あれをこうして・・・若き頃の5年間、朝から晩までものつくりに没頭した高専人の血は永遠に抜けないので、脳内で設計を考えるときが人生で一番楽しいまである。裁縫なんて習ってないけど。

採寸して計算してラフデザイン書いて、最後はいろいろCAD上でやる

型紙は3D CADで設計して3Dプリンタで印刷。布にケガキをしてハサミでカット。
細かいところは現物に合わせながら寸法決めて縫っていく。
めんどいし布地は切りっぱなしでもいいかな?と思ったけど、耐久性を考えて全部折り返して縫ったわ。
手縫いでな! 

愛だな愛。 ”推し”と”ものづくり”への愛

そんなわけで慣れない手縫いでチマチマ縫っていたわけですが、縫ってる間は「どこかの機会で蛭田愛梨さんに見せた時に喜んでくれたり、驚いてくれるだろうか?」とかがモチベよ。
もはや恋やん。草
結局、何か作って人に喜んでもらえる事が、ものつくり人生で一番嬉しいんだわね。

先日、蟲君にオリジナルデザインのルアーをサプライズでプレゼントしたら「こんな良いもの使えない」とか言って喜んでたけど、いや使えよ、投げろ、釣れ、と。わざわざ手間かけてタダで鑑賞品作ってんじゃねえんだわ。

やっぱり作ったもので喜んでほしい人がいると無限のやる気が湧く。
やる気があれば無理難題をクリアできる。これはきっと愛のパワー。

今回はそれに加えて全てが試行錯誤のものつくり。
ゼロから考えて、イメージを具現化させるのがあまりにも楽しすぎた。上手くいかない作業も全て楽しかったわ。久々に楽しい物作りになって手が全く停まらなかった。作りたいものやアイデアはたくさんあるんだけど実現させる技術力と、特に資金力が追い付かない訳。

これ金もらったら責任感じるからまったく楽しくないのよね。(はよ、売り物のルアー作れはNO)
仕事でやる”ものつくり”は面白くもなんともないからモチベ上がらないのは仕方ないが、推しへの愛ゆえか、無限にやる気出る。

で、こちらが完成したわけでございます!!!

かわいい!!!!!!!!!

どうよ!!!! 再現度たかいぞ!!
めっちゃ可愛いやん、うちのロリィタひるぬい(Captain Chris Steppin’ out 仕様)
これは作って良かったわ。やっぱり愛梨ちゃんにはロリィタ着させてあげなきゃ(使命
思ってたよりだいぶ、だいぶ良く出来てる。すごい良い。
デフォルメ感が素体のぬいぐるみにマッチしてると思う!

もちろん簡単にアイドル衣装のノーマル状態にもどせる。
アイドル衣装 ⇔ ロリィタ衣装 スイッチ出来るのがこだわり。
アイドルにモデル、役者、etc、いろいろな蛭田愛梨さんを見れるのが蛭田推しの特権だしな。

上手いこと元の衣装をロリィタ服で隠せた。

素体には一切手を加えてない。素体のぬいぐるみに針を刺したりはちょっと私にはできない。
針穴が原因で壊れたら嫌だし。ぬいが2体あったらよかったけどもう売ってない。
界隈ではぬいぐるみにメイクを施したりするらしいがもちろんできない。メイク道具持ってないし。

やっぱかわよい愛梨ちゃんには可愛いロリィタ着ていてほしいので(重要なので二回書きました)、世界に一体だけの推しぬい「ロリィタひるぬい」が出来て大満足なのだった。
今度、秋葉原で蛭田さんのソロのミニステージがあるから持って見せるんだ😾
 →見せた結果は記事の最後

作ったもの一覧 シャツは別途購入して改造

以下 各部のこだわりとか解説 (長文)

帽子

ベレー帽の作り方調べたら簡単だった。円形を二つ合わせて縫うだけ。
縫い方も並縫いしか知らないから全部並縫い。

ドレス スカート部

スカートの広がり方 これがちょっと難しかった。まず素体のスカートを隠す為にスカート縁の円周を決めて、広がりの円錐の角度をきめて、もろもろ数値を計算して型紙作って理想通りの感じに。レースを裾に縫い付けてそれっぽくなった。
しかし裾のヒダヒダ、これ簡単には再現不可能とみて省略した。デザイン上のポイントだから再現したい気持ちはあったけど無理なもんは諦めたほうが良い。
何処をデフォルメするかとかは服全体のバランス考えてデザインを決めた。

レースをつけると一気にそれっぽくなる説

腰のワンポイトになるボタン。これは3Dプリンターで出力して銀色に塗装。
3DプリンターのバンブーLab、たいていのものは綺麗に失敗なく出力できる。こんな小さいのも作れるし、ほんとおすすめの一台。

直径6mmくらい この後、銀色に塗装 ちゃんと糸穴も通ってる。3Dプリンターって最高よね

ドレス 胸部

縦にヒダが入るデザインの再現に苦労したけど、ちょっとやってみたらデフォルメ感が完璧になった。胸元に黒い細いリボンでデザインリボンを縫い付け。
この胸部、ほんと良い感じにできてテンションあがる。かなり細かいから辛かったけど完成して満足。

ドレス 背面

腰の大きいリボンを作ってみた。人生で初めて”可愛いリボン結び”したわ。リボン結び難しくない?ちょっとリボン生地に張りがあってイメージと少し違うけどまぁいいや。
もちろんリボンは”あえて”巨大にした。

幅2cmも無い背中は✖印のデザインをいい感じに仕上げた。良く分からない白いラインもとりあえず入れておいた。
また、そのままだとぬいぐるみに脱着ができないので背中にスナップで肩紐を外せるようにしている。

靴下

見えないし作らない予定だったけど、やっぱり見えないところもこだわっての粋。ここまで来たら靴下がなかったら野暮ってもんでぃ!
と思って作ったら難航した。まず白黒チェック生地が売ってないので自作。ダイヤ模様を刻む治具をつくってマジックで塗りつぶしていく。こういった反復作業はめんどくさい。そのままやったらマジックが滲んでしまったので、滲まない加工とかいろいろ大変だった。
作ってみたらサイズ感合わなくて、マジックで生地つくるところから作り直し5足作って何とか満足いくものが完成。
結局マジックテープで合わせる方式にした。全部が細かくてつらい。
大変だった~。これだけで丸2日かかった。失敗沢山してつらかった。とりあえず形になってスッキリ満足。

マスコットキャラ アップリケ

このロリィタ服はブランドのマスコットが大きくデザインされている。ネコかと思ってたらキツネらしい。【海賊+ロリィタ】がコンセプトの姉妹ブランド”ALICE and the PIRATES””通称アイパイ”のキャプテン・クリスと言うらしい。絶対に買いもしないのにロリィタブランドの知識が増えていく。
この再現がまたの難関だった。
『刺繍で縫うか?そんなスキル無いしちょっと無理じゃね?いっそ出来合いの猫のデカールとか貼ってごまかしとくか?』
色々考えた末、似た感じにフェルトに描くことにした。
これが思いのほか上手く行っちゃうんですね。特に小さいほうはマジで大変だった。
スカートと帽子に貼った。

つまようじの先でチマチマ描いた。文字とか無理なので雰囲気重視

シャツ

下に着せる白シャツは出来合いの物を利用。
サイズが合わなかった&男物で重ねが逆なので、一部縫製を解いてサイズ合わせと重ねを逆に調整。
ちょっとゴワゴワ感があるから、シャツもゼロからい感じに作りたい気持ちはある。
少しやってみたけど手縫いだとこれかなり難しいので一回諦めた。ミシンほしい。

バッグ

楽しすぎるのでここまで来たらバッグも作るしかない!と思ったものの、超小さいスケールで立体的縫製なんて素人には無理でした!!!
が、閃いちゃうんですね。
『立体を縫うのは無理だけど骨格を3Dプリンターで印刷して生地を貼り付けたらええのではないか?』
この閃きからの設計・製作工程を考えるのが幸せ。
で、いざ実践してみるとそう簡単には上手く行かないけど、試作をいくつか作って行って都度改良。
どうでしょうか!!!

ちょっと全体の厚み(丸み)が足りなかったかなーとは思うけど材料も資料も少ないなかで良く出来たと思う。
白いファーも難しかったし、耳のファーも買ったはいいけど、いざつけようとしたら細かすぎて生地が分解してしまって無理だった。ファーじゃなくてギザギザに切ったフェルト生地で再現してもよかったかなと思う。
目玉は3Dプリンターで印刷してメタリックブルーで塗装。

台座 (おまけ)

ディスプレイ用の台座をちょちょっと作った
頭頂部にある輪っかで吊るす感じでディスプレイするやつ。
曲線美いい感じでは?台座本体には、初ライブに感動してそのまま翌週だったかのよくわからない時に行った大崎のイベントで貰った愛梨さんの初サインを取り込んで入れた。
まぁ、ぬいぐるみは台座使わないで車に置いとく予定だけど。

次の衣装は何にしよかな

次は蛭田さんが演じる舞台:降臨soulのたけぽよ衣装作って着させたいなぁと思ってる。
色もたくさん、パーツもたくさんあって難しそう。髪型もぬいと全く違うの困る。
それかフリル沢山ついた王道ロリィタもいいかも?いずれにせよ実在の物を作って着せたいよね。
おおよその作り方とコツは分かったので難易度上げてもいけるはず。
とりあえずミシンほしい。。。フリルが手縫いだとかなり無理。ミシンほしい。。。

どうなってるんだ、とくにシャツ。

本人に見せたよ!

「えっすごい!これあれじゃん!アリパイの! 作ったの!? えっすごい! 器用だね! 天才じゃん!!」的な!
キャプテン・クリスのワッペンも気づいてくれたし、バッグにも驚いてくれたし、作って良かった~。この反応を頂けたら本望よ。死ねる。次の作品へのモチベになる。全もちょおが救われました。
次は”たけぽよ衣装”作りますなど言ってしまったので頑張ろう。
そしていつかベイビーさん着たライブを見たいです!

おわり

靴下ずれてるしー 髪の毛もどっか引っかかってるー 事前にぬいの身だしなみ整えておくの忘れた。

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