東北のほうでオカッパリで○○が釣れるらしいから行ってみた！

先月末にウクライナで戦争がはじまり、確定申告とかもあって忙しい＆気分的になかなか書く気にならなかったブログですが月１ノルマを達成するためがんばりま！

毎日ウクライナ情勢をとても憂いています。
このロシアの蛮行は、自由と民主主義を謳歌してきた日本国にとってとても大きな歴史の分岐点なんだと思いますので、この小市民が書くクソみたいなブログでも多少ならずとも触れずないわけにはと思います。
ロシアにも知り合いがいたりして情勢について思うことを書き出すと止まらないのでこれだけ書いて終わり。

ウクライナに栄光あること自由が勝利する日を日々祈っております。
市民ができることは少ないですが、こちらからウクライナ大使館に寄付ができるので皆様ぜひ。

という訳で、こっから本文。

年始くらいにと蟲君が興味深い情報をどこからか持ってきた。
東北のほうでオカッパリで○○が釣れるらしい。全盛期は2－3月。
にわかには信じられない、それって１００ｍとか200mとかで釣る魚じゃないの・・・？
まじで？とスマフォで調べると本当に情報がすくないけどいくつか記事などもあった。

やれ奄美で磯GTだ、男女でヒラマサだだとか、小笠原でイソマグロ！とかもう情報が氾濫していて、ぶっちゃけ時間と金掛ければそのうち間違いなく釣れるターゲットに、最近心躍らなくなってしまったけど今回は俄然やる気が出た。
なにしろ聞いたこともない釣果。ちょっとワクワクする知らない場所。
べつにその魚自体にはさほど興味はないけどオカッパリで狙って釣れたらめちゃうれしいと思った
。冒険心？情報もほとんどない、そういった皆やらない魚、知らない場所とかが最近のブーム。

釣るしかねぇ　ショアタラって奴をよ！

びっくりしたね、マダラ（真鱈）が陸から釣れる、しかもマグレじゃなく狙って釣れるっていうことに。
タラっていったらそりゃもう沖釣りのターゲット、陸から狙えるなんて想像もしてなかった。
やはりネット情報では詳細なポイント名などは一切分からず、人づてにおそらく良いと思われる場所の情報をゲット。

休みと、良い天気のかぶる日じゃないと行けないという厳しい日程条件、なんとか3月の前半に行くことができた。
しかしただでさえ少ない釣果情報を調べても近日中に釣れたという情報は皆無。
タラは博打でも、カレイとかアイナメとかくらいなら釣れるっしょ！という大甘の希望を胸に、坊主覚悟で東北に乗り込んだ！

仕掛けは投げ釣り仕掛け。
タラなんぞなんでも喰うだろということで餌はイカのゲソ。
それとアイナメとか坊主逃れのためのアオイソメ用の竿もだす。

蟲君は東北まで行けばカレイとか楽勝でしょ！とか言ってるけど、道中の車の中で現地の釣具屋最新釣果情報を見るとそういうもの達が全く釣れてる感じがない。
「○○港でジグヘッドにイソメ付けて20㎝ないメバルを釣りました！」的な絶望的釣果しか載ってないのに、おおよその未来の釣果を察す。

まぁでも行かなきゃ分からないからね、釣りは。

現地について早速竿を出す。
全く未知のポイント、何もわからないけどよさげな堤防先端が開いていた。
2人で　ゲソ餌竿計4本　イソメ餌竿1本の迎撃態勢。

少ない情報をもとにタラの釣り方を考えると、回遊があれば足元まで寄ってきてヘチ釣りでも釣れるような状況もあるらしい。ほぼ回遊次第の博打。

夕方になり暗くなってきてメバリングの人が集まりだした。
上手い人は一投1匹のペースで釣っている。が、めちゃめちゃ小さい。20㎝ないロリッコメバル

メバリングもメインに考えてメバルロッドももちろん持参、マネしてやってみると２３ｃｍくらいの、周りと比べるとちょっといいサイズのメバル。
普段30㎝級しか狙ってないからすこし物足りない。ただ数は多そうでいいゾーンに入れば高確率で釣れる。といっても水深が深すぎてかったるいので結局メバルは4匹ほどしか釣らなかった。

メバルに興じてる間、投げ竿はピクリともせず。
ちょろいと思っていたイソメ餌でのアイナメやカレイなど一切気配がない。
そもそも投げ釣りの人が他にいない。
完全に死の海、元気なのはロリメバルだけ。東北ってこんな厳しいの？

メバルの人に「何狙いですか？」とか聞かれて「タラが釣れると聞いて~」と答えたら
「え！タラ釣れるんですか！？　聞いたことないです！」と驚かれた。
地元民もあまりやらないであろう、めちゃマイナーなターゲット。
まぁおそらくポイントも合ってるはずなので心配するほどでもないけど笑うしかない

あまりにアタリもないし、長い運転と寒さで車で仮眠。
1時間以上投げ込みっぱなしで放置しただろうか、イソメ竿を巻き上げるとなんだか重い。
「これ何か付いてるな～全く引かないけど」
そんなことを考えつつ仕掛けを回収して水面を見るとなんとそこには！！！